タイ古式マッサージについて
- TOP
- タイ古式マッサージについて
タイ古式マッサージとは

コリをほぐすだけでなく、体調を取り戻し、 自然治癒力を高めて健康的な精神と肉体に戻すことを目的とした施術法です。
マッサージの要素としては、
(1)疲れを取る
(2)部分的なケア
(3)女性の産前・産後のケア
の三つが上げられます。


タイ古式マッサージのルーツ


タイ古式マッサージのルーツは2500年前、なんとブッダの時代にまでさかのぼると言われます。
タイではブッダの主治医として知られるシバカゴーマラバット(Javika Kumar Baccha)によって、タイに導入されたと信じられています。
仏教の伝来とともに、タイ寺院の僧侶によって受け継がれながら発展してきました。
宮廷でも医療の一環として行われ、宮廷の中にはマッサージ師という職位があり、比較的高い地位であったとされています。
一時的にタイの伝統医療による治療・教育が禁止された時代もありましたが、1980年代から始まった「タイ・マッサージ復興プロジェクト」、1990年の「タイ式医療の制度化」で医療に復活しました。
タイ古式マッサージの効用

タイ古式マッサージで最も重要なのは、タイ語で「セン」と呼ばれるエネルギーの通り道です。
施術者はこの「セン」をマッサージで刺激することで、体全体の 血流とリンパ線の流れを促してコリをほぐします。
そしてコリがほぐれることで体に溜まった老廃物の排出を促します。
また適度なストレッチは身体本来の柔軟性を取り戻させ、リズムの良いマッサージは心身の緊張をほぐし体をリラックスさせます。
タイ古式マッサージとヨガとのちがい


タイ古式マッサージは、指圧だけでなくストレッチも組み合わせたマッサージです。
これはヨガと相通じるところがありますが、ヨガは基本的に1人でするストレッチであるのに対し、タイ古式マッサージは2人でストレッチを行う点が最大の特徴です。
東洋医学をベースとしており、体のエネルギーの通り道「セン」を刺激することで心身を整えることを目的としています。